
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
やせうま / 郷土料理(やせうま)
やせうま
練った小麦粉を平たくのばしてゆでたものに、きなこや砂糖をまぶして食す、昔ながらのおやつ。練った小麦粉を麦味噌ベースの汁に入れて食べる「だんご汁」と同様に、大分で親しまれている郷土料理である。生地ののばし方にはコツがあり、熟練者ほど薄く長くのばすことができるという。 「やせうま」の発祥の地は古野(大分県由布市)とされている。平安時代、信仰心の厚い乳母の八瀬(やせ)が、貴族の若君の健やかな成長のために、古野にある妙蓮寺へ参拝に向かった。その道中、お腹がすいた若君が、「八瀬(やせ)、うま(「うま」は幼児期特有の言い方で、食べ物を指す)」といい、その度に八瀬が小麦粉を薄くのばしてきなこをまぶしたものを若君に食べさせたことから、「やせうま」と呼ばれるようになったといわれている。妙蓮寺では、現在でもお盆の行事として「やせうま」がつくられている。 大分県では、古くから畑を基盤とした穀物栽培が営まれており、小麦粉を使った粉食文化が発展した。「やせうま」のほかにも、小麦粉を使った料理は県内各地に浸透している。
材料
- 小麦粉(中力粉)500g
- 塩13g
- 水250cc
- きなこ適宜
- 砂糖適宜
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全8工程
小麦粉に塩を入れて混ぜ、水を少しずつ加える。
よくこねる。水は粉の状態を見ながら加え、一度に全部入れてしまわないようにする。
手につかなくなるまでこねたら、丸くまとめる。
濡れフキンで包んで、1時間くらい寝かせる。
寝かせた後、棒状にして、親指大にちぎる。
手のひらを使ってのばし、濡れフキンをかけてさらに寝かせる。
手でのばして、鍋の熱湯に落としてゆでる。
ゆであがっただんごを冷ましてきなこ、砂糖をまぶす。





