
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
ぜんまいの煮物(ぜんまいのにもの) / 郷土料理(ぜんまいの煮物(ぜんまいのにもの))
ぜんまいの煮物
山間部は、春になると山菜がたくさんとれる。ぜんまいもその中の一つで、春先にとれたものを天日干しにして乾燥させ、特に冬の保存食として重宝されていた。煮物をはじめ使い方は多岐にわたり、新潟県では欠かせない食材である。雪の下で育った山菜は、雪解けと共に適度にアクが抜けるため、えぐみが少なくて美味しいといわれている。以前は田んぼのあぜ道に生えているものをとっていた。最近は栽培も盛んにおこなわれるようになり、県東部の奥阿賀の室谷地区はぜんまいの特産地になっている。 干しぜんまいは、綿毛を取ってから茹で、手で揉みながらつくる。揉む作業は2~3日、数十回繰り返す。とても大変な作業だが、そうすることで繊維が切れてやわらかいぜんまいになる。生のぜんまいを料理することは少なく、乾燥させたものを必要な分だけを水でもどして使う。料理は、シンプルにぜんまいだけで煮たものもあれば、何種類も食材を使った具だくさんなものまである。切らずにそのまま煮た「ぜんまいの一本煮」は、縁起を担ぐという意味でお正月につくるところもある。
材料
- 干しぜんまい100g(もどしで350g)
- だし汁2カップ
- 醤油大さじ3
- 塩小さじ1/2
- 砂糖大さじ1
- みりん大さじ2
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全4工程
干しぜんまいを鍋に入れ、たっぷりの水を入れ沸騰させ、中火で1分ほど煮る。
すぐに水にはなし、半日間、3回位水をかえてアクを抜く。
鍋にだし汁と2を入れ、沸騰したら砂糖と酒を加え、落とし蓋をして2~3分ほど煮る。
塩、醤油、みりんを入れ、落とし蓋をして5分ほど煮たら火を止め、そのまま味をしみ込ませる。





