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ローストビーフ

オーストラリア / 主菜

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ローストビーフ

ローストビーフ、またはローストディナーは、英国、英連邦諸国、アイルランドで伝統的に親しまれている定番の食事で、ローストした肉に野菜、グレービーソース、ヨークシャープディングを組み合わせる。伝統的には日曜日に食べるが、平日に食べることもある。具体的な作り方は人によって大きく異なるため、ここでは好みに合わせてアレンジできる一般的な構成を幅広く紹介する。ローストディナーはいくつもの料理を組み合わせたものなので、原文では既存のレシピへのリンクも掲載し、それらを一つの食事にまとめられるようにしている。ぜひ楽しんでほしい。

材料

人数4人分元のレシピ:4人分
  • 牛リブ肉1塊(約1.5kg、巻いて成形したものでも可)
  • 牛骨適量(好みで)
  • 小麦粉1/2カップ
  • 塩小さじ1(できれば岩塩)
  • 黒こしょうひとつまみ
  • オリーブオイル1/4カップ(良質な他の食用油でも可)
  • 水2カップ
  • 玉ねぎ1個
  • 赤ワイングラス1杯(フルボディ)
  • 赤い果実のジャム小さじ1(原文は45mlと併記)
  • ナツメグひとつまみ
  • ウスターソース小さじ1(マギーの固形ブイヨンを併用または代用しても可)
  • 赤ワイングラス1杯
  • じゃがいも1.5kg(できればマリス・パイパー種)
  • 小麦粉大さじ1
  • グースファット大さじ2
  • ヨークシャープディング適量
  • パースニップ適量(ローストしたもの)
  • さやいんげん適量(ゆでるか蒸したもの)
  • キャベツ、ベーコン適量(ベーコンは少量)
  • ホースラディッシュソース適量(クリーム仕立てでも可)
  • イングリッシュマスタード適量(できれば粉から練ったもの)

作り方 全29工程

  1. 調理当日の朝、牛肉の塊を冷蔵庫から出し、室温に戻す。

  2. オーブンを200℃(400°F)に予熱し、ロースト用天板も入れて温める。余分の玉ねぎがあれば一緒に入れる。熱伝導のよい鋳鉄製の天板を使うとよい。

  3. 小麦粉、少量の岩塩、黒こしょうたっぷりひとつまみを混ぜる。牛肉の脂身を湿らせた布で拭いて粉が付きやすくし、粉の混合物を薄くまぶす。

  4. 大きなフライパンでオリーブオイルを熱し、牛肉の脂身の部分を短時間焼いて濃い焼き色を付ける。必要ならフォークで肉を支え、全体を均一に焼く。肉の表面にも焼き色を付けるとよい。糖とアミノ酸が反応するメイラード反応により、色と風味がよくなる。追加の牛骨も同時に入れ、しっかり焼き色を付ける。

  5. 牛肉と牛骨を取り出す。火を弱め、フライパンに赤ワインを注ぎ、底のうま味を十分にこそげ取る。ワインに引火することがあるので注意する。

  6. 温めた天板の底に牛骨を並べ、粗く刻んだ玉ねぎを加え、牛肉を置く台にする。牛肉が底から少し浮き、肉汁に浸からないようにする。水1カップを加え、玉ねぎも含めてフライパンの中身を牛肉にかける。

  7. 牛肉を骨の台または網にのせ、オーブンの上段付近に入れる。200℃(400°F)で約15分、扉を開けずに焼く。

  8. 扉を開けて肉汁を牛肉にかけ、オーブンを約180℃(350°F)に下げる。以後は肉汁をかけなくてよい。

  9. 好みの焼き加減に応じ、次の時間を目安に引き続き焼く。

  10. レアは肉1ポンド(約450g)につき15分を目安にする。

  11. ミディアムは肉1ポンド(約450g)につき20分を目安にする。

  12. ウェルダンは肉1ポンド(約450g)につき25分を目安にする。

  13. 焼き上がったら天板から牛肉を取り出し、別の皿に移す。

  14. アルミホイルをたっぷり使ってふんわり覆い、キッチンの暖かい場所で約15分休ませる。肉を立てて置ける場合は、上にごく少量の岩塩を振り、味を引き立てる。

  15. 天板をコンロにかけ、肉汁を少し温める。必要なら天板の両端に当たるように火口を2つ使う。赤ワインを加え、強火で底のうま味を十分にこそげ取る。同時にワインのアルコールも飛ばす。

  16. 少量の水とウスターソースを加え、穏やかに沸騰させる。野菜をゆでている場合は、そのゆで汁を使ってもよい。

  17. 赤い果実のジャム、マスタード、ナツメグを混ぜ入れる。少しぜいたくに仕上げたいときは、クレームフレーシュを加えてもよい。

  18. 水、生クリーム、または追加の赤ワインを加えながら加熱し、グレービーに軽くとろみが付くまで煮る。丁寧にこし、ボウルに取っておく。

  19. じゃがいもの皮をむき、大きさをほぼそろえて切る。皮は取っておく。

  20. 大きな鍋に塩と少量のオリーブオイルを加えた湯を沸かし、じゃがいもを入れる。できれば皮をモスリンやチーズクロスの袋に入れて一緒にゆで、風味を補う。この工夫はヘストン・ブルメンタールのアイデアである。

  21. その間に、大きな金属製のオーブン対応フライパンでグースファットを熱する。

  22. じゃがいもは5分だけゆで、それ以上ゆでないようにする。火から下ろして水を切り、水気のない鍋に戻す。

  23. すぐに小麦粉を加え、ぴったり閉まるふたをする。ふたを押さえ、鍋を約15秒勢いよく振る。粉をまぶすと同時に表面をざらつかせ、焼いたときにカリッと仕上げるためである。大きな金属製のスプーンで1個ずつ取り、熱いグースファットの入ったフライパンに移す。軽く転がし、5~10分ほどかけて薄く色を付ける。

  24. すべてのじゃがいもを炒めたら油を切り、少しずつ間隔を空けるか、オーブンの天板の上に置いた網へ慎重に移す。天板に直接寝かせると水っぽくなりやすい。空気が通ってカリッと焼けるよう、各じゃがいもの間を約2.5cm空ける。

  25. 牛肉と一緒にオーブンで焼く。温度は牛肉の調理段階に応じて調整するが、約180℃(350°F)を目安にする。約30~40分できつね色の皮ができる。

  26. 途中で2回ほど天板を取り出し、フォークで約90度ずつそっと転がして全体を焼く。表面に皮ができている場合があるため、慎重に扱う。焼き上がりは外がカリッと、中がほくほくになる。

  27. じゃがいもから出る蒸気でしんなりしないよう、盛り付けには重ねずに並べられる皿を使う。牛肉の周りに並べてもよい。

  28. 牛肉を薄く切り分ける。ローストポテトに加え、ローストしたパースニップ、さやいんげん、少量のベーコンを加えたキャベツなど、3種類以上の野菜を添える。

  29. 良質な、できれば自家製のクリーム仕立てのホースラディッシュソースと、コールマンズのマスタードも添える。ヨークシャープディングもよく合う。