イギリス / 主菜
コーニッシュ・パスティ(肉と野菜の包み焼きパイ)
パスティは、英国コーンウォール地方発祥のパイの一種。コーンウォール語ではpastiまたはhogganといい、pastieと誤記されることもある。塩味のパイ生地に、伝統的には薄切りの肉と野菜を包んで焼く。具材は、生のまま焼く前の生地に詰める。伝統的な材料を使ったものは、特にコーニッシュ・パスティと呼ばれる。一般的には円形の生地で具を包むように二つ折りにして半月形にし、曲線部分の縁をひだ状につまんで閉じる。 このレシピは、コーンウォール婦人会連盟が1965年に発行した『Cornish Recipes, Ancient & Modern』第22版による。もとは1929年、トルーロのトレガヴェサンに住むイーディス・マーティンが同連盟のために収集し、出版したものである。
材料
- スウェード中1個
- じゃがいも大4個
- 玉ねぎ中4個
- 牛もも肉900g(2ポンド)
- コーニッシュ・パスティ用生地適量
- 薄力粉大さじ1
- 牛乳大さじ1
- 塩適量
- こしょう適量
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全13工程
オーブンを200℃(400°F、ガスマーク6)に予熱する。
好みで、下ごしらえした肉に塩こしょうで調味した薄力粉を薄くまぶす。包み込んだ肉汁にとろみがつく。
生地を4等分し、それぞれ円形にのばす。
各生地の半分に肉と野菜を重ね、縁を約2.5cm残す。塩こしょうを十分にふる。
好みで、生地の縁に牛乳を塗る。
生地のもう半分を具にかぶせる。
縁をつまんでねじるようにし、しっかり閉じる。
蒸気を逃がすため、上面に小さな切り込みを2か所ほど入れる。
好みで、残りの牛乳を表面に塗る。
余った生地で食べる人のイニシャルを作り、パスティの片端につける。これは、幼い子どもには味つけを控えめにし、よく働く息子や貧血気味の娘には肉を多くするなど、家族に合わせたパスティを作って見分けるための、コーンウォールの主婦たちの伝統的な方法である。また、スズ鉱山の鉱夫や漁師が急用で食べかけを置いた際に、自分のものを見分けるのにも役立った。
薄く油脂を塗った天板に並べる。または、アルミホイルを二重にしてオーブンの棚に直接敷き、その上に並べる。
予熱したオーブンの中段で約45分焼く。
ビターやスタウトを1パイント、または濃い紅茶を大きなマグカップ1杯添えて楽しむ。


